【旗竿地にたつ帰りを迎える家 | 建築中】気密測定 #8
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…
気密測定
2021.8.3
こんにちは。新人工事担当マツです。
今回は“気密測定”についてお話します。
新築の物件を建て終わると、“気密測定”を行います。
気密測定とは、完成したお家がどのくらい気密性が高いのか、機械を使って測ることで隙間がないかをチェックする方法です。
隙間がなく気密がしっかりとできていれば、高気密住宅と認定されます。
なぜ気密性は高いほうがいいのでしょうか?
それは、気密性が低いお家の場合、隙間風が入ってしまったり、室内の風が外に出てしまう可能性があるからです。
そうなると冬は冷たい風、夏は暑い空気が隙間から流れ込み、また室内の空気が外に流れ出たりすると冷暖房の効果が薄れてしまいます。
逆に言えば隙間風が流れ込まないというのは、省エネにつながります。
ではどのように気密測定をしているのか。
まず、窓のひとつに測定機器を設置します。
次に、その他の窓を全部閉め、換気扇や給気口など、外気の出入口になるところをテープで塞ぎます。
あとは測定機器を作動させて小一時間ほど待ちます。
この時、測定機器から家の中の空気が外に出ていき、家の中が負の気圧状態になります。
もし家の中に隙間があればそこから空気が入ってくるので、その状態を機器が測定するという仕組みです。
目標となる基準は1以下。今回も無事基準以下となり、高気密住宅であることが証明されました。
工事もおおよそ終わり、いよいよ引き渡し間近となりました。
少し寂しいですが、残りの日々も頑張ります!
つづく
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