【ワンルームのようなつながりを楽しむ狭小3階建て | 建築中】基礎まわりのSE金物 #5
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基礎まわりのSE金物
2020.7.29
こんにちは。設計の堀之内です。
〔ワンルームのようなつながりを楽しむ狭小3階建て〕
着々と現場が進んでおります。
今回は基礎工事の様子を通して、SE構法の強さの秘密である、基礎まわりのSE金物に注目してみたいと思います!
基礎工事の始まりは、土壌に防蟻処理を施したのち防湿フィルムをかぶせ、コンクリートで基盤を作るところから。
その上に“アンカーボルト”と呼ばれる、基礎に埋め込まれる金物を配置していきます。
その上から基礎の配筋を行います。
型枠を組んで基礎の立ち上がりを施工したあと、立ちあがりから出ているアンカーボルトの先端に、柱脚金物(黒い金物)を緊結していきます。
そして土台を据えたのち、主要な柱と柱脚金物を“ドリフトピン”によって固定します。
この〔 アンカーボルト×柱脚金物×ドリフトピン 〕という3つの構成によって、SE構法特有の性能が生まれます。
少し専門的な話になりますが・・・
災害によって建物が変形するとき、その引き抜き力に耐える性能として、
繰り返し地震に強い、元に戻ろうとする性能 = 弾性域(だんせいいき)
↓
接合部が変形しても、柱が折れず家の倒壊を防ぐ粘り強い性能 = 塑性域(そせいいき)
この2段階の性能が重要な役割を果たし、一般的な木造住宅の在来工法にはない、塑性域を持つのがSE構法です。
基礎工事を見ていると、SE構法の強さの理由がよくわかります。
では、次回の現場ルポもお楽しみに!
つづく
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