【暮らしとともに育つ家】内装工事 #5
断熱材の吹き付け
2022.1.7
こんにちは!
今日は、フローリングの貼り付け作業です。
今回のお家は、アカシアという材種のフローリングで、無垢の木を使用しています。
無垢材はたくさんの空気を含み、この空気が断熱の役割を果たすため暖かみがあるのが特徴です。
湿度が高い日には空気中の水分を吸収し室内の湿度を一定に保ち、乾燥する時期になると、無垢材が水分を放出し部屋の快適性を上げます。
この湿度と温度の変化によって膨張と収縮を起こすのも特徴の一つ。
こちらがフローリング施工途中の写真です。
緑色の付箋のようなものは無垢フロア用のスペーサーといいます。
床材の側面には凸凹があり噛み合わせるようにして施工します。
さらに、0.3mm程度のわずかな隙間を保持するため、スペーサーを使用しながら調整しています。
なぜ、0.3mm程の隙間をあけるのか。
無垢の木の特徴が関係しています。
冬場は気温の低下と乾燥により木が収縮しやすくなります。
きつきつの状態で施工すると、夏などの湿気が多い時期になると材料が膨らみ、材料同士がこすれ合い、これがきしみの原因になったりもします。
現場でカットしたり、一つ一つ調整をしながらの作業は職人の技を感じます。
内装工事は着々と進み【暮らしと共に育つ家】完成に近づいています!
次回もお楽しみに!
Staff.M
つづく
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2021.11.5 | 「暮らしとともに育つ家」はじまります
2021.11.19 | コンクリート打設工事
2021.12.3 | 土台据付け〜上棟
2021.12.17 | 断熱材の吹き付け
2022.1.7 | 内装工事
2022.1.21 | 階段設置
2022.2.4 | クロス貼り
2022.2.18 | 手洗いカウンターの取付け
2022.3.4 | 施主検査
2022.3.18 | 写真撮影 New!
…
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