【暮らしとともに育つ家】土台据付け〜上棟 #3
土台据付け〜上棟
2021.12.3
いよいよ木工事が始まりました!
コンクリート立上り部分にセットされているのは基礎パッキンです。
この基礎パッキンには通気パッキンと気密パッキンの2種類があります。
通常の基礎部分には、床下の換気、土台への湿気のリスクを軽減させるため、通気できるパッキンを使用。
玄関土間とユニットバス下の基礎部分は、外部から冷気が入ってくる為、風を通さない気密パッキンを使用して使い分けています。
パッキンが設置できたら次に土台をセットしていきます。
作業中、木くずが出たりすると、こまめに掃除をしています。
綺麗な現場を維持するための大切な作業の一つです。
次に、大引を設置していきます。
土台に書かれたS1という青い文字。
これが大引を設置するための金物の取付位置になります。
金物の設置後、大引が取り付けられ、すぐに断熱材と1階床の合板も取り付けられました。
この床合板にも割付図というものがあり、一枚一枚、取付方向と位置がちゃんと決められているんです。
板の断面に加工されている凸と凹をはめ込むようにして設置していきます。
そして上棟です!
柱が設置され、梁も通りました!
梁の上に背の順で設置されているのが小屋束です。
この上には1階部分の屋根が乗ってきます。
この柱と梁の接合部分。
切り欠きして接合させる在来工法に対し、SE構法は全ての接合部分にこのような金物を使用している為、断面欠損が少なく強度を安定させることができます。
これが地震に強い頑丈なお家の秘密です。
上棟作業は2日間にわたり進み、一気に組み上げられました。
無事上棟が終わり、上棟式も行いました。
上棟式の最後にドリフトピンという柱を固定する為のSE金物を、お施主様の手で打ち込んで頂きます。
今回は土台~上棟式という形で一気にご紹介しました。
土台の設置から上棟式までは約1週間。
一気に家の形ができていく様子を見ていてとてもわくわくしました。
次回は断熱材の吹付の様子をご紹介します。
お楽しみに!
Staff.M
つづく
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2021.11.5 | 「暮らしとともに育つ家」はじまります
2021.11.19 | コンクリート打設工事
2021.12.3 | 土台据付け〜上棟
2021.12.17 | 断熱材の吹き付け
2022.1.7 | 内装工事
2022.1.21 | 階段設置
2022.2.4 | クロス貼り
2022.2.18 | 手洗いカウンターの取付け
2022.3.4 | 施主検査
2022.3.18 | 写真撮影 New!
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