【キッチンから庭の緑を望む家 | 計画中】日当り・風通しシミュレーション #2
[ 目次 ]
2019.1.23 | 「キッチンから庭の緑を望む家」はじまります
2019.2.10 | 日当り・風通しシミュレーション
2019.3.13 | 地鎮祭
2019.3.20 | 地盤改良
2019.4.5 | 基礎〜土台
2019.4.10 | 上棟
2019.6.13 | 断熱〜内部
2019.6.20 | 大工さん木工事
2019.7.15 | 外観!
2019.7.24 | 大工さん造作いろいろ
2019.8.5 | 内装いろいろ
2019.9.7 | 写真撮影 New!
…
日当り・風通しシミュレーション #2
2019.2.10
こんにちは、設計チームです。
大輪建設では、実際に家の中の日当たりや風通しがどうなるのか、一邸ずつCGを使ってシミュレーションをしています。
まずは、ある冬の日のLDKの様子を作成してみました。
「日当り」のシミュレーション
▲ 画像の右端をクリックするとスライドします
「キッチンから庭の緑を望む家」は、南と東に大開口を設けているので、冬場、家の中はとても明るくなります。シミュレーションを見ると、しっかりと日が入ってきているようす。
寒い冬に窓から日が射すと、暖かくて気持ちがいいですよね。
さて、夏場のことも忘れてはいけません。
夏は太陽の高度が上がるので、冬ほど室内に日が射すことはありません。しかし日差しがきつくなるため、南面の窓の上部にはバルコニーを配置して、日射しを遮るように計画しています。
すべての日射しをカットできるわけではありませんが、さらにすだれを掛けるなどの工夫で、夏場を快適に過ごすことができます。
また、西側の窓をできるだけ少なくすることで、西日による暑さからも守る計画になっています。
「風通し」のシミュレーション
もうひとつは、風通しのシミュレーションです。
ここではLDKの窓から風が入り、そのまま通り抜けていく様子がわかります。
風がうまく通り抜けるだけで、室内の快適さはまったく違います。シミュレーションによって、その地域の特性や周辺の建物の状況などを見ながら、意図したように風が通るプランになっているか見ることができます。
今回は、自然の力を取り込む方法でシミュレーションを行いました。このように自然の力を最大限活用して、快適で省エネな暮らしをデザインすることを「パッシブデザイン」といいます。
計画の段階からの工夫が必要になるので、設計チームも大切にしているポイントです。
次回からは、いよいよ建築中にはいります!
つづく
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