こんにちは。設計スタッフの堀之内です。

今回は、先日訪問させて頂いた【SEIKO Vee-Vas(セイコーヴィーバス)】さんの、ショールーム見学についてのブログです。


大輪ではいつも、お引渡しの直後からお客様に快適に住んでいただくために、仕様決めの際にカーテンのご提案も行っているのですが、その際、ご協力をいただいているのが、SEIKO Vee-Vas(セイコーヴィーバス)さん。

彦根市にショールームをお持ちで、家具やインテリアのご提案・販売をされています。

プランが確定したら、窓の形や住まいの雰囲気、お客様のイメージに合わせて、ご提案をいただいています。

ショールームをリニューアルされてからなかなか訪問できていなかったので、この度、設計スタッフたちで行って参りました！

国産の家具から北欧家具まで、また照明器具、ファブリックなど様々なインテリアが展示されている素敵なショールームです。

昔は嫁入り道具の衣装タンスでワンフロアが埋め尽くされていたとか・・・

展示物も時代のニーズによって変わってきているそうです。


個人的に脚フェチなので、そこばかりに目が(笑)

スラっとしているもの、どっしりしているもの、軽やかで華奢なもの

どれも美しいですねー・・・



とここで、そんな脚にまつわる豆知識。

椅子の足の木目の向きにご注目。

この向きがそろうことで、意匠的に美しいだけでなく、わずかに強度が増すのだそう。

国産家具メーカーの　日進木工　さんの家具にみられる特徴だそうです。



また、近年日本では北欧インテリアがとても人気ですよね。

緯度が高く日照時間の短い北欧では、家にいる時間が長くなります。そのため室内での過ごし方をより良いものにしようと、インテリアへのこだわりが重視されているのです。

例えば椅子は、長く座っていても疲れを感じにくくするような工夫が施されています。

など・・・

人の体に合わせて丁寧に作られているため、とても使い心地がよく、日本人にも人気が高いのですね。


また個人的に、訪問中目にした“ソープ仕上げ“という施工方法が気になりました。

北欧家具の仕上げ方法のひとつで、その名の通り石鹸を使って仕上げてあります。

人の肌と同じように、石鹸を使って汚れを落とし、石鹸の塗膜で家具を保護するという施工方法。メンテナンスが必須ですが、家具を長く大切に使っていくことを前提に作られています。これも、北欧ならではの考え方ですね。

仕上がりは、木の心地よいざらつきが残り、少し白っぽくてコックリとしたなんともかわいい表情なのです・・・！

（近々手に入れてやるぞ・・・！と目論んでおります。笑）

いつも使い手のことを考え、丁寧なものづくりの心を持っていたいなと、家具づくりの心に触れ改めて思いました。



家具離れしている世の中。

ですが家具の面白いところは、形は同じでも、素材によって全く表情が異なるところや

また、特に木製の家具は経年変化によってますます深みが出てくること。

家具選びは、家づくりの第二の楽しみですよね。

皆さんもぜひ、お気に入りのインテリアを探しに足を運んでみてはいかがでしょうか？



家のプランをたてる時は、家具の向きや位置を考慮するだけでなく、家具との相性を考えた素材選びも大切です。

大輪では木製家具との相性がよく、木の質感を取り入れた提案を大切にしています。

また家具が映えるシンプルな提案をすることが多いです。


家づくりの際、置きたいお気に入りの家具や好きなインテリアなどがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。


以上、ショールーム訪問記でした。

【 shop info 】
SEIKO Vee-Vas（セイコーヴィーバス）
access / 〒521-1125 滋賀県彦根市稲枝町386-6
定休日 / 毎週火曜日・第2水曜日
open / 10:00～18:00
HP / http://vee-vas.com/