住まいのはなし#26 | 快適な家づくり 3
身を守る
異常な暑さ。近年まれにみる異常気象。昨年まで思ってもみなかった40℃・41℃という最高気温が毎日のようにニュースを賑わしています。
「命にかかわる危険な暑さ」という言葉も異常です。原因は地球温暖化なのでしょうか。そうすると来年も再来年もこの状態が続くとも思われ、ゾッとします。私たちにできる事は先ずは防衛。快適な住まいを考えることは、命を守ることにつながることだと今改めて思います。
エアコンで快適な温度を設定することは簡単ですが、四六時中エアコンつけっ放しということは現実的ではなく、光熱費の負担、また家庭のエネルギー消費量が増加傾向にある中、世界的なCO2削減への動きにも反します。2020年には、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」で、住宅の省エネルギー性能に最低基準が義務化されます。今や国を挙げて、住宅の断熱化に取り組もうとしています。
夏の暑さ、冬の寒さが今よりも厳しい環境になりそうな現在、夏は無冷房でも室内は35℃を超えない、冬は無暖房でも15℃を下回らないような住まいができれば、あと少し快適温度までエアコンを使用したとしても省エネであり、太陽光発電と合わせればほぼ光熱費0のZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)にもできます。
住まいづくりは性能を考えましょう。断熱性能・気密性能を考えることは、命を守りこの暑さを防衛することにつながります。
(大橋)
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