住まいのはなし#3 | 収納量を減らし快適に暮らす
収納を考える
夏が過ぎ秋に入ると洋服のクリーニングや入れ替えが始まります。少し数が増えたナァーと思っているのは私だけでしょうか。
季節を送る度に少しずつその数が増え、収納スペースはギューギューに…”もっと収納スペースがあればきっちり納まるのに” と思い、収納グッズを買い足して、その場をしのぎますが、次は物があふれ出る度に収納ケースが増え、今度は生活スペースを占領し始めます。「物が増えた分は収納を増やすことで解決する」といった考えは、とめどもなく生活空間を圧迫する原因でもあります。
”ほとんど使わなくなったもの、何となく溜まっていく書類、必要以上に買いだめしているストック類…本当に必要なのでしょうか?”
こうした物を処分したり、少し不便ですがストックを減らすことにより、余白のあるゆったりとした空間になるのですが、それは考え方ひとつです。見た目にも美しく作業効率も良い余白のある空間は、量が少ない分日々の片付けが楽になり、いわゆるHow-to収納術のようなものも不要となります。
”収納スペースは広く”といった要望をよく耳にしますが、本当に自分達に必要な物がどれ位かということを考えて、生活のスペースを必要以上に削らないことがオススメです。
現在は量より質の時代、物が多い程良いという時代は終わりました。
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