段板の素材による階段の印象の違い
こんにちは。設計の土江です。
今回は、階段の段板の素材による印象の違いについてお話ししたいと思います。
加工による違い
階段の段板に使われる木材には、加工の仕方によって無垢材・幅はぎ材・集成材などがあります。
大輪建設では集成材や幅はぎ材を用いることが多いです。
こちらは集成材を使ったもの。
集成材とは、細かな材の断面をジグザグに加工して縦方向に継ぎ、できた細長い部材を横方向に接着させたもののことです。
細かな材を継いだものなので、木目が均一になり落ち着いた印象になりますね。
次に幅はぎ材を使用したもの。
幅はぎ材とは、細長い部材を横方向に接着させたもの。集成材よりも大きな材を継いだもので無垢材に近い見た目となり、集成材と比べて木目がわかりやすく動きのある印象です。
樹種による違い
加工の仕方によって木目の見え方が変わってきますが、使用する木材の樹種によって見えてくる木目や色合いが変わってきます。
大輪建設では木目が綺麗で強度の高いロイヤルオークかタモを使用することが多いです。
ナチュラルな色合いと木目で様々な雰囲気に合わせることができます。
それに対し、杉や桧などを使用すると、一気に和風な雰囲気となります。
今回は段板に使われる木材の加工による違いや、使用する樹種による違いについてでしたが、それだけでなく塗装や階段の形など、様々な要素で階段の印象は変わってきます。
ぜひお家づくりの参考にしてみてください。
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