階段 × ●●
こんにちは。設計の堀之内です。
幼いころ、実家の “階段”にて、ちょっとした遊びにはまっていました。
階段を上る途中に、壁に小さな隙間が空いていて、(古い家だったので・・・)
ちょうどそこからリビングが見え、なんだか忍者になった気分でよく覗き込んだりして遊んでいました。
↑これは偶然の産物ですが、笑
“上り下りだけの階段“ より、せっかくなら ”上り下りの楽しい階段“ にできたら・・・
と階段の扱いは、設計としてこだわりたい要素の一つです。
1階と2階をつなぐ動線として必ず必要な階段。
ですが階段は、タテにもヨコにもかなりの面積をとっているのです(平面では一坪以上)。
できるだけ階段にいろいろな機能を持たせ、空間を有効活用したいものです。
すっきりとしたデザインで存在感をなくしたり、ひと工夫を加えて、楽しい遊び場にするなど作り方は多種多様。
今回は様々な機能を併せ持った、〔階段×〇〇〕のアイデアをご紹介します。
〔 階段×インテリア 〕
段板を壁から持ち出し、階段をインテリアのようにみせる、すっきりとした印象的なデザイン。
リビング階段との相性は抜群です。
〔 階段×インテリア 〕
こちらもインテリアのような佇まいの階段。
浮遊感のあるスケルトン階段は、リビングへの圧迫感もなく、デザインを思い切り楽しみたい方におすすめです。
近くに窓を設けることで、光や影が生みだす陰影を楽しめるのも、スケルトン階段のいいところです。
〔 階段×小上がりベンチ 〕
小上り空間と階段の一段目を掛け合わせたデザイン。
階段の一部がお子さんの遊び場になり、上り下りが楽しくなるような階段。
ボックス型階段の下は納戸としても有効に活用できます。
〔 階段×風の道 〕
風の通り道となる場所に、窓と階段をコラボレーションさせ配置したデザイン。
リビングに入って正面に見え、涼しげで美しい印象的な階段です。
〔 階段×玄関土間(収納型) 〕
階段下を土間収納として利用したデザイン。
床から1段分下がった土間だと、活用できる高さも広がるため、おすすめの活用法です。
リビング階段が苦手、という方にご提案したいデザインです。
〔 階段×玄関土間(オープン型) 〕
先ほどの収納型を、思い切ってオープンにするデザイン。
お気に入りのインテリアや観葉植物を置いたり、フックやコート掛けをつけて便利に活用できたりと、オリジナリティあふれる、印象的な玄関になります。
こちらもリビング階段が苦手、という方や、広い玄関が好き!という方におすすめのデザインです。
このように、様々な空間に変化する階段。
ひと工夫加わるだけで、お家の中のお気に入りの場所になったり、思い出の場所になるのではないでしょうか。
ぜひお家づくりの参考にしてみてください♪
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