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【よく聞かれる10の質問 - #3】「家づくりの予算計画はどうすればいい?プロがすすめる資金計画3つの手順」

【よく聞かれる10の質問-#3】「家づくりの予算計画はどうすればいい?プロがすすめる資金計画3つの手順」

「家を建てるときにどれくらいの予算を計画すればいいかわからない。」
「家づくりの何にお金がかかるのかわからない。」

家づくりをはじめたばかりのお客様から多く寄せられるこの質問。

このブログでは家づくりに必要な費用と資金計画の進め方について解説していきます。
安い坪単価にだまされないように、資金計画ができるようになりましょう。

▼ 資金計画3つの手順

1.「家づくりに最大いくらまで出せるか」を知る
2.「家づくりに必要な費用の内訳」を知る
3.「叶えたい家にいくらかかるか」を知る

1. 「家づくりに最大いくらまで出せるか」を知る

まずはあなたが最大どれだけ家づくりにお金を出すことができるかを把握しましょう。 減らすのは簡単ですが、増やすことはなかできません。

【よく聞かれる10の質問-#3】「家づくりの予算計画はどうすればいい?プロがすすめる資金計画3つの手順」

住宅ローンを組み、お金を借りられる場合はまず源泉徴収票を用意しましょう。
源泉徴収票の年収の6倍があなたの借りることができる融資額になります。
夫婦で合算することもできるので、夫婦で借りられる場合は合算して計算しましょう。

もう一つ大切なのは頭金と支援金です。

頭金とは、ローンを組まずに支払うことのできるお金(預金)のこと。
支援金とは、ご家族から援助してもらうことができるお金のことです。
住宅を建てる場合、支援金は一定額まで税金(贈与税)が免除されるのも覚えておきましょう。けっこう大事です。

頭金 + 支援金 + 住宅ローン = 家づくりに支払うことが可能なお金

これで、あなたが家づくりにどれくらいお金をかけることができるかがわかるようになるはずです。

2. 「家づくりに必要な費用の内訳」を知る

家づくりの何にお金がかかるのか知りましょう。
これを知れば「〇〇〇万円で家が建てられる」「坪単価〇〇万円で家が建てられる」に騙されないようになります。

【よく聞かれる10の質問-#3】「家づくりの予算計画はどうすればいい?プロがすすめる資金計画3つの手順」

大輪建設ではいつも資金計画表というものをお渡ししています。
今回は大まかな項目ごとに解説していきます。

建物本体

坪単価とは基本的には建物本体について指します。
この建物本体が一番ややこしく、一番大切な金額です。建物本体にどこまでの内訳を含むかが各社バラバラなため、含める内容によって坪単価は大きく変わります。

また住宅に求める性能によって大きく異なる所なので、しっかり建築会社に確認しましょう。

本体価格を見るポイント

□ 内訳は何を含んだ金額であるか
□ 標準的な仕様の確認
□ 断熱や耐震などの性能値が何であるか

設計費用

設計費用は本体に含めている場合もあるので、設計費用がない会社もあります。
お家のプランニングや図面作成、申請関係にかかる費用になります。

オプション

オプションの項目は各社標準としている内容から外れる項目になります。
例えば、キッチンのグレードアップや、内装の仕上げ材変更、窓の性能などなど。

メーカーさんでは標準から外れると一気に金額が上がったりするので注意しましょう。
オプションの内容も他の会社では標準仕様に含まれることもあるので、何ができて何ができないのか比較するのがおすすめです。

付帯工事

付帯工事は建物本体より外側の内容で、外構や屋外給排水、地盤改良などが含まれます。
建物本体よりも土地の広さや形状、状態などに左右されます。

また照明器具やエアコン、家具なども建物に付随するという意味で付帯工事に含まれる場合が多いです。

ここで注意してもらいたいのは付帯工事の金額は変動が大きいということです。

付帯工事で気をつけるポイント

□ 地盤改良が必要か必要でないか
□ 外構は内容によって金額が大きく変わる(フェンス、門柱、デッキ、水栓、植栽など)
□ ライフラインの引き込みが無い場合は引込費用が発生する
□ 新たに購入する家具の金額

納付金・登記費用

納付金と登記費用は建築会社とは直接関係のないお金ですが、家づくりでは必要になる費用です。登記は30万円前後をみておきましょう。
全体の金額から忘れられがちなので、注意しましょう。

その他にかかる費用

銀行から融資を受けられる場合はローン手数料。土地を購入される場合は土地の費用や手数料。火災保険や地鎮祭など細かい費用も発生してきます。

ここまで読んでもらえるとわかると思いますが、住宅はそれ自体だけでなく付随する項目がたくさんあります。なので、全体でいくらかかるか がとても大切です。

「〇〇は別途です」「〇〇はオプション料金がかかります」など契約後に初めて知る ということもよくあります。

3. 「叶えたい家にいくらかかるか」を知る

あなたのしたい暮らしをイメージすることが一番大切です。

「快適に安全に暮らしたい」「風や光を取り入れたい」「無垢材を使いたい」などなど叶えたいことはきっとたくさんあるでしょう。

ポイントは、以下の2点です。

□ 叶えたい要望を実現できる会社なのか
□ 叶えたい要望にはいくらかかるのか

すべての建築会社があなたの要望を100%叶えてくれるわけではありません。得意不得意が必ずあります。

大輪建設ではできるだけいろいろな建築会社に話を聞きに行くことをおすすめしています。
服を買う時に1つのブランドだけを見て購入することは少ないはず。きっといろいろ見比べてから決めますよね。家づくりも同じです。

いろんな会社を見て比較することで知識も増え、よりイメージも確かなものになっていきます。

まとめ

□ あなたが家づくりに出すことができる最大の金額を計算して把握する
□ 家づくりの資金計画は建物本体だけでなく、全体で考える
□ 内訳やオプション、性能は会社によって異なるので、比較することが大切
□ あなたのしたい家作りにかかる費用を把握する

大輪建設では家づくりをトータルで考えるために資金計画セミナーを開催しています。資金計画に不安がある方は是非参加してみてください。

 

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家づくりのわからないことはなんでもおたずねください。

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