便利な照明
こんにちは。設計の堀之内です。
いきなりですが、「常夜灯」という言葉を聞いたことはありますか?
夜などに使用する、わずかな明るさの照明のことです。メインの明かりをつけずに、安全性を確保するためのいわば補助的な役割を担う照明のことですね。
今回は照明計画において、脇役だけど便利なアイテム「常夜灯」のお話です。
ダウンライトやシーリングライトに常夜灯の機能(いわゆる豆電球のようなもの)がついているタイプをよく見かけますが、足元に常夜灯を設置すると、まぶしさが軽減でき、夜間の補助照明として最適です。
また、明るさセンサー(周囲が暗くなったら点灯するセンサー)が内蔵されているものだと、暗くなると光り、そして朝になると自動で消灯するので、消し忘れの心配もありません。
さらにコンセントタイプのものもあり、照明単体を取り外して使うことができるのでとっても便利です。
普段はこんな感じで専用のコンセントボックスに埋め込まれていて、すっきり納まっていますが・・・
停電などの非常時には、懐中電灯代わりとして持ち歩くことができるのです。
先日お引渡しを行った、サスティナブル・ハウスにて、撮影会を行っていた時のこと。
「うーん、ここに明るさが欲しいなぁ・・・(カメラマンさん)」
と、階段の常夜灯を引っこ抜き、階段下のコンセントにさした!
これは写真の光のバランスをとるためでしたが、こういう使い方ができるのもコンセントタイプの常夜灯の便利なところ。一時的に明るさが欲しい場所にコンセントがあれば、さっと照らすことができます。
常夜灯は、寝室からトイレまでの動線につけておくと、夜間のトイレの際、目が冴えてしまうことなく行き来できます。また、寝室で家族が寝ている時など、入り口足元に設置しておけば、部屋全体の明かりをつけることなく、睡眠に優しい照明計画として一役買ってくれます。
また、予測不可能な停電時対策の一つとして、非常用の照明を考えておくことも大切ですね。
以上、便利な照明のお話でした。
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