【人が集まるグルーヴィーハウス | 建築中】 基礎まで構造計算
[ 目次 ]
2018.4.6 | プロローグ
2018.4.10 | 内観パースできた!
2018.4.16 | 借景
2018.5.17 | 地鎮祭
2018.6.4 | 着工しました!
2018.6.19 | 基礎まで構造計算
2018.6.29 | SE構法「グルーヴィーハウス」上棟!
2018.7.3 | 上棟式を執りおこないました
2018.9.5 | 内装工事進んでます!天井レッドシダー他
2018.9.15 | 大工さん造作いろいろ
2018.10.31 | 気密測定
2018.11.15 | 写真撮影 New!
基礎まで構造計算
2018.6.19
こんにちは、スタッフの野村です。
突然ですが、さいきん「SE構法の基礎」がアツいです。
みなさんはご存知でしょうか?SE構法をのぞくほとんどの木造住宅では、基礎の構造計算は義務ではなく実施されていません。
住宅を支える基礎の構造計算は、地耐力や地域特性などを考慮し、その厚さや鉄筋の太さ、主筋の数などを適切に設計することで確実に「耐震」へとつながります。
SE構法では、基礎を含めた建物全体の「安全性」を計算しているのです。
せっかくなので現場ルポでも基礎工事の様子をご紹介 : )
▲ 基礎配筋が完了。
すべて計算しつくされた構造だと思うと、なんだか見る目もかわります。
▲ 配筋検査のようす。
▲ 鎮め物もわすれずに。
▲ いよいよコンクリートを打設していきます。
▲ まずはベタ基礎が完成。
▲ つづいて立上がりの基礎を打設。
▲ 基礎 全景です。
▲ t =170の文字。
「t」の部分は写真でいうとホワイトボードが乗っている面。つまり厚みです。
一般的に在来工法が120mmであるのに対して、SE構法は170mm。
それだけ基礎は重要視されるべき部分というわけです。
▲ アンカーチェッカーを使って位置の確認。
左の小さい四角窓からボルトが見えたらOK。
▲ いろんな穴が空いていて、それぞれに位置確認の役割があります。
アンカーチェッカーの四隅を合わせて、真ん中の◯に通ればOK。
このボルトに・・・
▲ 黒の部分が柱脚金物。
それぞれ柱脚金物を取り付けます。
これが、地震や津波などの横方向の力から建物を守るポイントのひとつ。
▲ 強固に緊結された柱脚金物。
これまで、基礎についてあまりお伝えする場面がなかったので、たくさんの写真とともにご紹介させていただきました。
またまたマニアックな内容ではありましたが、「耐震」を考えるにあたり少しでもお役に立つことがあれば嬉しいです。
建築中、今後ともよろしくお願いします。
では!
つづく
おすすめの施工例
お問い合わせやご相談はお気軽に
NEW
CATEGORY
- 現場ルポ
- 中庭を囲む三角屋根の家
- 豊かな窓際のある住まい
- 木の温もりを感じる瓦屋根の家
- 大きな切妻屋根の家
- アイアン階段が繋ぐ光の家
- 木のぬくもり溢れる暮らしに寄り添う家
- 吹抜けと高い天井で明るくゆとりのある家
- プライベートスカイのある家
- 薪ストーブとともにある住まい
- 京都・奥行きのある家
- 角地にたつ寄棟屋根の家
- 暮らしとともに育つ家
- 4つの余白の家
- 旗竿地にたつ帰りを迎える家
- ワンルームのようなつながりを楽しむ狭小3階建て
- 狭小地にたつ光庭の家
- サスティナブル・ハウス
- キッチンから庭の緑を望む家
- 暮らしを楽しむ小さな平屋
- 人が集まるグルーヴィーハウス
- 様々な落ち着く場所がある懐かしい家
- 平屋暮らしのできるL字ハウス
- クライミングハウス
- 三井寺 小路の家
- 彦根の家
- 年中快適 ゼロエネハウス
- プライベートサロンのある家
- 性能のはなし
- エネルギ—のはなし
- 暮らしのデザイン
- 若手設計士の日々ログ
- 日々のしごと
- 日々のできごと
- よく聞かれる10の質問
- コンセプトハウス
- よもやま話
- 住まいのはなし
- スタッフ
- 会社の活動
- 2015年以前のブログ