実例(L字ハウス)で見る!外との「繋げ方 と 切り離し方」
先回、外との 繋げ方 と 切り離し方 「コートハウス」についてご紹介しますのブログで、タイトル通り「コートハウス」の紹介をしましたが、この方法をとるには地域によって向き不向きがあるので、今回は別の方法をご紹介します!
| L字なのには理由があります
土地の特徴としては、都心のような密集地ではなく広さに十分余裕があることと、西・北面に隣家があることです。
そこで、隣家からの視線と、南側道路からの視線をどう遮るかがポイントになります。
L字ハウスは、その名の通り上から見ると「L」の形をしていて、これを利用しています。
1階部分がL字になっていることで、玄関と寝室を前に出しています。LDKが奥まり、少し囲まれた印象です。
コートハウスのように完璧に囲い込むことはできませんが、家内のプランで可能な限り視線をカットし、足りない部分は植栽やフェンスを利用するという考え方です。
1階部分の面積を2階よりも大きく取り、敷地を効率的に使えるようにしています。同時に隣家への圧迫感も減らしつつ、敷地全体が明るくなるようになっています。
「平屋暮らしのできる L字ハウス」
| 敷地と建物のバランス
現在、計画中の「平屋暮らしのできるL字ハウス」。敷地は約335㎡と少し広めですが、1階部分を大きくとることで庭の面積が大きくなり過ぎないようにしています。
道路から建物を見たときには庭や2階部分が奥にあるため、徐々に視線が上がっていくような工夫をしています。どっしりとした、落ち着いた印象の建物になりそうです。
| おわりに
「平屋暮らしのできるL字ハウス」の進捗は現場レポにて紹介しています。完成はまだまだ先ですが、少しずつ形になっていくのが楽しみです。
それでは次回のブログもお楽しみに!
おすすめの施工例
お問い合わせやご相談はお気軽に
NEW
CATEGORY
- 現場ルポ
- 中庭を囲む三角屋根の家
- 豊かな窓際のある住まい
- 木の温もりを感じる瓦屋根の家
- 大きな切妻屋根の家
- アイアン階段が繋ぐ光の家
- 木のぬくもり溢れる暮らしに寄り添う家
- 吹抜けと高い天井で明るくゆとりのある家
- プライベートスカイのある家
- 薪ストーブとともにある住まい
- 京都・奥行きのある家
- 角地にたつ寄棟屋根の家
- 暮らしとともに育つ家
- 4つの余白の家
- 旗竿地にたつ帰りを迎える家
- ワンルームのようなつながりを楽しむ狭小3階建て
- 狭小地にたつ光庭の家
- サスティナブル・ハウス
- キッチンから庭の緑を望む家
- 暮らしを楽しむ小さな平屋
- 人が集まるグルーヴィーハウス
- 様々な落ち着く場所がある懐かしい家
- 平屋暮らしのできるL字ハウス
- クライミングハウス
- 三井寺 小路の家
- 彦根の家
- 年中快適 ゼロエネハウス
- プライベートサロンのある家
- 性能のはなし
- エネルギ—のはなし
- 暮らしのデザイン
- 若手設計士の日々ログ
- 日々のしごと
- 日々のできごと
- よく聞かれる10の質問
- コンセプトハウス
- よもやま話
- 住まいのはなし
- スタッフ
- 会社の活動
- 2015年以前のブログ