照明計画 ペンダントライトは天井にご注意!
こんにちは、設計の吹上です。(フキアゲと読みます)
先日、DAIKOさんの新商品の勉強もかねて、大阪にあるショールームに見学に行ってきました。
今回は、その中で部屋を演出する上で大切だと感じた、ペンダントライト設置のポイントをお届けします。
「オープンキッチンの上にペンダントライトを吊したいな~」
「ダイニングテーブルの上に北欧風の照明を!」
と思われる方は多いと思います。もちろんペンダントライトは様々な形があり、とても素敵です!
ですが、実はその形状から直下を照らすものが多いので、テーブルは明るいけれど天井が暗いということがしばしば起こってしまいます。
そこで、ペンダントライトを吊す場合は
1. 間接照明を設置し、部屋全体に明かりを届かせる
2. ペンダントでも全体を明るくできるものを使う
ということをおすすめします。間接照明は光源で直接明るくするのではなく、壁や天井の跳ね返りで部屋全体を明るくしてくれます。天井が暗くなってしまうことはダウンライトにも言えることなので、ご注意を!
さて、最後に豆知識を一つ
照明計画には、いっけん関係のなさそうな家具選びについてです。
家具の色や形状は皆様の好みでそれぞれですが、ここで一つ知ってもらいたいのは
鏡面の家具(ツヤツヤ)を使うと照明、特に裸電球のようなアンティークな物では、明かりが家具に映り込んでしまいます。(上写真、右側の棚の扉部分)
照明1つとってもいろいろなことを気にしなければいけないので、奥が深いです。
明るくすればいいということでもないので、用途にあったご計画を!
次回は間接照明についてお話します。
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