キッチンをメインに見せるか。それとも隠すか。
こんにちは、設計のフキアゲです。
最近は料理男子なんて言葉もできるぐらい誰でもキッチンに立つようになりました。
僕もお弁当や夜ご飯を作っています。
前回のブログはキッチンから見える景色の話でしたが、今回は「キッチンをどう見せるか」という話。
対面キッチンでもキッチンを隠すかオープンにするかは必ず話題にあがります。
(個人的にはステンレスキッチンが好き)
キッチンの見せ方は大きく分けて2つ。
キッチンの存在感を消す
キッチンの前に腰壁を作って、周りからキッチン本体が見えないようにするのが主流。
最近は減りましたが、キッチンの部屋を作るのも一つの手です。
|「腰壁」のメリット
・手元が隠せる
・キッチンが部屋の雰囲気を邪魔しない
・コストダウン
洗剤や食器などが散らかりやすいので手元を見せないのは大切なこと。
また既製のキッチンの場合は他と素材が異なり、部屋の雰囲気と合わないことがあります。
腰壁を作ることで、部屋に馴染んだキッチン空間になります。
またフルフラットのキッチンは高価なので、コストダウンになるのも大きなポイントですね。
キッチンをメインに見せる
キッチンを家具のように置き、キッチンを主役として見せるLDKがあります。
フルフラットのキッチンがまさにそう。
|「フルフラット」のメリット
・開放的
・掃除がしやすい
・スッキリとした見た目
一番のメリットは何と言ってもその解放感!
LDKを大きな1つの空間として見せることができるのはフルフラットならでは。
ここで、気をつけなければいけないのがキッチン選びです。
キッチンが主役として目立つので、コーディネートが難しいです。
また、フルフラットのキッチンは大きいサイズのものが多いため、LDKにある程度の広さがないとアンバランスな空間になってしまいます。
▲ ひと続きになったキッチンとダイニングテーブルも、開放的な窓辺を利用することで圧迫感を感じません。
大輪建設ではどちらも提案していますが、大切なのは使う方の生活に合うことと、LDKの空間に合うこと。
キッチンはそれ単体で考えられる場合が多いですが、建築のうちの1つです。
キッチン単体で決めるのではなく、廻りの色合いや素材、使い方などしっかり吟味して決めていきます。
ではでは、次回のブログもお楽しみに。
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