墨出し | 角地にたつ寄棟屋根の家 #3
墨出し
2022.8.9
こんにちは。
最近は猛暑だったりどしゃぶりだったり、変化に体がついていかないようなお天気がつづきますね。
おいしいものを食べて、体力付けて頑張ります!
最近はナス入りの肉うどんにはまっています、冷房の効いた部屋であたたかいおうどんを食べるのが至福のひと時です。
さて、角地にたつ寄棟屋根の家では墨出しをおこないました。
墨出しというのは墨で基準となる線をだすこと、今回は基礎の墨出しでした。
まずこのトランシットという機械をつかって直線をとるためのポイントを出していきます。
余談ですが、このトランシット慣れていないと据えるのにひと苦労かかる機械です。
ベテランの職人さんだとあっという間に据えてしまうのですが、私はまだまだ時間がかかります。
大学の授業で、この機械を据えて1分以内だとA評価がもらえるテストがありました。
それはもう何回も練習しました。
でもいざテストとなると緊張して、三脚に機械を固定するところで1分以上かかったくやしい思い出があります。
余談はさておき、次はトランシットでだしたポイントをつなぐように墨をだします。
墨ツボに糸を巻きいれて、糸に墨をつけ、それを両側でポイントに合わせて押さえて糸をパチンとはじくと直線の墨があらわれます。
だした墨がこちら。S字のようなマークは芯を意味するものです。
基礎の墨だけでなく、土台の墨をだしたり、間仕切り壁の墨をだしたり。
お家が完成すると見えてこないですが、工事中は何度も墨をだしていきます。
いま住んでいる建物にも墨が隠れていると思うとすこし面白いですね。
今回だした墨をもとに基礎屋さんが型枠を組みます。
次回はそんな基礎工事について。お楽しみに!!
作業を終えて掃除中。
虹が見えました~ ^o^
つづく
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