豊かな暮らし

身近に置いて眺めていたいもの。趣味で集めたもの。思い出の写真。楽器。そんな「とっておきのモノ」が誰にでもあるはずです。


私は嫁いだ先の骨董品。


お皿やお椀等の食器類です。どんな価値があるか解らないのですが、佇まいが美しく手に取ってずーっと眺めていたいモノです。


数年前、建替えをする時に、この食器を身近に置いて日常で使いたいなぁーと考え、飾る小さな場所や手の届く収納場所をプランに入れました。主人は主人で自分のコレクションを飾る棚を考えたようです。

こうして住まいの計画は出発したのですが、無駄な空間ではと考えた時期もありましたが、今暮らしてみて正解だったと感じています。お気に入りのモノに囲まれて、何よりも毎日が楽しいのです。ささやかですが少し幸せな気分です。

こうした食器やレコードに限らず、趣味に繋がるモノ（ミシンやラケット等々？）をきっと皆それぞれお持ちだと思うのですが、積極的にプランに入れてみては如何でしょうか。自分らしい暮らしを先読みしてプランする…

チョットした棚や小スペースを考えてみると、もっと楽しい住まいづくりになると思います。

（大橋）

前回の記事「住まいのはなし#21 | 春がきた」はコチラ

次回の記事「住まいのはなし#23 | 強い木の家で美しく暮らす」はコチラ