住まいのはなし#13 | 梅雨時の暮らし
結露対策
じめじめした梅雨時。湿度は80%にも…。不快感だけでなく結露も心配です。放置しておくとカビやダニが発生したり、カビの胞子は空気中を浮遊し体内に入って真菌症等の病気を発症してしまうこともあります。その対処法は、『湿気をためないこと』です。その方法は次のとおり。
1) 風の通り道を作る
湿気がこもりカビが生えるのは空気の停滞が原因。空気を循環する工夫が大切です。新築であればその土地の風向を調べ、家のレイアウトや窓の位置・大きさ等を考えますが、既存の住宅であれば天気の良い日に窓をあけて風を通したり、扇風機等で強制的に風の流れを作り、空気をうまく循環させることが大事です。
2) 換気する
風を通すことですが、新築時には機械換気を考えたいものです。給排気ともに機械で行う第1種換気は、安定して新鮮空気を供給しながら汚染空気を排気し熱交換もできるスグレモノです。排気する際その熱を回収・交換して、室外から取り入れた空気を室内の温度に近づけて循環させます。今の時期なら自然換気より快適です。
3) 扉を開ける
部屋全体の換気ができても、収納場所に湿気がこもれば結露が発生します。押入れの扉を少し開け、シンク下や洗面所の収納等もお天気の時には開け放すことも大事です。物を詰め過ぎないことや乾いてから収納することも上手な暮らし方です。
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