「100年、200年と祭りの伝統を守る」

公共施設

京都市伏見区淀にあるY神社。旧神輿庫は、1700年代後半に建てられたと推定される割拝殿を昭和15年に改修したもので、老朽化により建て替えることになりました。西社、中社、東社の大きな３基の神輿を収蔵するため、高い天井と柱のない広い空間を確保できるSE構法をご提案したところ、耐震性・耐久性に優れた点でも評価され採用が決まりました。
平成19年10月に完成した新しい神輿庫は、日本瓦葺きの神社にふさわしい風格のある外観で、広々とした内部は木肌が清々しく、２階には休憩スペースも設けられています。これから100年、200年と大切な神輿と祭りの伝統を守っていくことになります。