WORKS

サロンとトレーニングジムのある家

自宅内にエステティックサロンとプライベートなジムスペースを設けたお宅です。家族用の玄関の他にサロン用の入口を設けるなど変則的なプランになると、ハウスメーカーの企画型住宅にあてはめるのは難しくなります。D様も当初はハウスメーカーでの家づくりも考えておられましたが、思うようなプランができず大輪建設にご相談をいただきました。
また、D様がそれまでお住いになられていたのが、伝統的な日本家屋。冬になると家の中にいても息が白くなるほど寒かったそうです。そのようなお悩みにも応えるために大輪建設が提案したのが、高断熱高気密仕様と熱交換式の第一種換気を組み合わせた温熱環境づくり。ひと冬お過ごしになられた現在、その快適さは想像以上だったとのことです。
D様がこだわったタイル貼りフロアのLDKも、安定した温熱環境により冷たく感じることはなく、床暖房の効率も良く、また冬の日射熱を蓄熱することで、快適さの実現と暖房費用の抑止につながっています。

OUTLINE

建築地:
滋賀県野洲市
構 造:
木造(在来工法)
敷地面積:
418.38m²
延床面積:
135.18m²
1F床面積:
82.39m²
2F床面積:
52.79m²
竣 工:
2016年11月

VOICE

「第一種換気システムは、花粉症の方にオススメです」と奥さま。以前から花粉症に悩まれていたそうですが、現在の家に転居してからは「家の中にいたら症状が治まるんです。外に出たらダメですけどね(笑)」とおっしゃいます。第一種換気とは、電動のファンで外気を室内に取り込み、排気もファンで行う換気方式。機械で強制的に給排気するため室内に汚れた空気や湿気が留まらない最も理想的な換気手法です。給気する外気はホコリやチリを濾し取るフィルタを通過するため、花粉も除去されるわけです。

第一種換気はきれいな空気環境だけでなく、高断熱高気密工法と組み合わせることにより温熱環境にも効果的です。D様が以前に住まわれていたのは、伝統的な日本家屋。「家の断熱などは考えられていない時代の建物ですから、冬には室内でも吐く息が白かったですね…」と奥さま。「それを思うと、今は天国です。暖房を入れるのは朝の少しの時間。その後、暖房を切っても暖かさが持続します。さらに、リビングのタイル貼りフロアが冬の陽射しを受け止めて蓄熱してくれるので、日が暮れてもほんのり暖かいんです」

また、「リビングの吹き抜けが気持ち良いですね」というコメントも。設計段階で吹き抜けを提案されても実は不安だったとか。「当時住んでいた古い家を基準で考えると、吹き抜けは絶対寒いに違いない、ありえないと。でも、実際はまったく違いましたね。全然寒くないし、何よりも吹き抜け上部から降り注ぐ光が明るくて気持ちいいんです」。家づくりの専門家の中にも「吹き抜けは寒いから設けないほうが良い」と指摘する方がいますが、それは外の寒さが室内に伝わり不快な下降気流が生じる「コールドドラフト」という現象を引き起こすため。高断熱高気密により外気温をシャットアウトすれば、その心配はありません。

家づくりにあたってのポイントについて奥さまは、「自分のしたいことは全部言ってみるべきですね。『あかんかな?』と思っていても、意外とできるもの。一生に一度のことなので、言わなかったために後悔することだけは避けてほしいですね」。一方、お望みであったトレーニングジムスペースを手に入れらたご主人は「壁紙は家のアクセントとして冒険してみてはどうでしょうか?気分が変わったら、張り替えることもできますからね。それと、タイルを使ったリビングのフロアもオススメですよ。冬は蓄熱してくれますし、夏はサラッとして気持ちいいですから。機会があればぜひ体験してみてください」とアドバイスをいただきました。

実は、家づくりの依頼先を検討している段階で、数社にタイルのフロアを要望してみたのですが、中には「止めたほうがいいですよ」という会社もあったそうです。ほとんどの会社が後ろ向きの対応をする中で共感してくれたのが大輪建設だったとか。「実際に施工経験もあったため、具体的なアドバイスを受けることができたのがありがたかったですね」。そして、もうひとつの決め手となったのが農地転用におけるサポート。「転用の話をしても何の対応もしてくれない会社もあった中、大輪さんには色々と動いてもらえて助かりました。また、見た目のデザインだけをアピールしてくる会社もある中、耐震性能や施工管理など、長く快適に住み続けられる家づくりにもこだわる点にも安心できました」と、大輪建設がもっとも大切にしていることを評価していただけました。ありがとうございました。

D様イメージ

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