WORKS

中庭を囲むコの字型の家

町並みとの調和と、家族5人が静かに生活を楽しめる住まいをテーマにした提案です。
この邸宅は「コの字型」に中庭を囲う形で建物を配置し、通りから平屋、奥に2階建ての2列構成にしています。各室は玄関、リビング、水廻りへと中庭を回遊しながら緩やかにつながります。 中庭への開口は場所によって大きさやレベルを変え、それぞれの風景、明暗を感じられる空間にしています。
リビングルームや子ども室、寝室は必要以上に広くしないことで、ゆとりのある敷地の使い方になっています。その代わりに、中庭やウッドデッキはまるでリビングルームの延長のように使えることがこのお宅の最大の魅力。ガーデニングやDIYなど外の空気が好きな方にご覧いただきたい建築事例です。

OUTLINE

建築地:
滋賀県栗東市
構 造:
木造(在来工法)
敷地面積:
221.23m²
1F床面積:
93.98m²
2F床面積:
57.56m²
竣 工:
2010年8月

VOICE

「大輪さんとの出会いは建築家の先生の紹介で」とご主人。
もともと好きだった住宅展示場めぐりや完成見学会への参加を重ねるうちに、建築家への依頼に家づくりの手法を絞り、最終的には井上久実設計室へ依頼することに決定。「井上先生が、滋賀で建てるなら滋賀の工務店さんで」と紹介されたのが、大輪建設だったそうです。

「偶然にも、それ以前に大輪さんの完成見学会にも行ったことがあったんです。その時、素敵な家づくりだなという印象を受けていたので、ふたつ返事で了解でした」とのこと。また、「井上先生と大輪建設さんとははじめてのお仕事だったそうですが、コミュニケーションも良く、依頼主としては安心しておまかせできましたね」ともおっしゃっていただきました。

「設計にあたってお願いしたのは『動き回れる動線』と『中庭とデッキが欲しい』でした。だから、最初にこの「コの字型プラン」を提案された時はうれしかったですね。外部からの視線にも配慮がされていましたし」と奥様。さらに「収納が各所に欲しい」との要望から、階段下や和室の床下にも収納スペースを設けてもらったそうです。
また、「LDKや子ども室はさほど広くなくてもOK」とも。そのおかげで、敷地に対してゆったりとした建築ができました。

「築5年になるのですが、いまでも当時の監督さんが頻繁に訪問してくれて不具合を確認してくれるんですよ」と奥様。「ウッドデッキの塗装など、簡単なメンテナンスは子どもたちと一緒に家族で、ちょっと大変なことは大輪さんに連絡して」。そんな日々のお手入れにより、ますます愛着の湧くお宅へとバージョンアップされていくA様邸です。

おすすめの施工例

お問い合わせやご相談はお気軽に

私たち大輪建設は、住宅から公共事業まで豊富な知識と経験があります。
家づくりのわからないことはなんでもおたずねください。